“地球上でもっとも緑茶を愛する街・島田市”のお茶の魅力に迫ろう!お茶づくりのこだわりやおすすめ商品を紹介♪

“地球上でもっとも緑茶を愛する街・島田市”のお茶の魅力に迫ろう!お茶づくりのこだわりやおすすめ商品を紹介♪

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“地球上でもっとも緑茶を愛するまち”と呼ばれる静岡県島田市をご存知ですか?蛇口から緑茶が出る学校があったり、緑色のポストがあったり……緑茶への愛があふれて止まないまちは、国内でも有数の茶産地。緑茶商品の開発や緑茶にまつわる観光体験など、さまざまな角度からシティプロモーション「島田市緑茶化計画(※)」に取り組んでいます。今回は、お茶が茶畑から消費者の手元に届くまでの流れに沿って、お茶の魅力に迫りたいと思います!

※全国的にも高く評価されている島田市のお茶のイメージを活用したプロモーション施策のこと。島田市の個性や魅力をピックアップし、市外に向けて発信していこうという取組みです。

島田市緑茶化計画について
http://shimadagreenci-tea.jp/

お茶のプロフェッショナル!茶農家と茶商の役割

私たち日本人にとってなじみ深い飲み物であるお茶。普段何気なく口にしていますが、実は茶畑から消費者の手に届くまでには細かい工程があり、たくさんの人の手間暇と熱い思いによっておいしいお茶が出来上がっています。

※資料は「山関園製茶」提供

生葉からお茶ができるまでの工程は、大きく分けて「荒茶の製造工程」と「仕上茶の製造工程」の2つがあります。前半の工程を担うのが「茶農家」、そして荒茶をさまざまな茶農家から仕入れ、ブレンドし、商品に仕上げる後半の工程を担うのが「茶商」と呼ばれる人たちです。

今回は静岡県の代表的な栽培地から、金谷(かなや)の茶農家、島田の茶商、川根の茶農家兼茶商の皆さんにお話を伺いました。エリアによって地形や気候など風土が異なるため、お茶の味や風味もさまざま。そこに各社のお茶づくりへのこだわりや思いが加わり、多種多様なお茶が完成します。奥深くて面白い、お茶の魅力を味わってみましょう!

世界農業遺産「静岡の茶草場農法」に取り組む、金谷の茶農家「カネトウ三浦園」

静岡のほぼ中央を流れる大井川中流域の右岸に位置する金谷地区。「金谷茶」は、牧之原台地の日差しをたくさん浴びた、濃い緑色の水色(すいしょく)とまろやかな味が特徴とされています。

「カネトウ三浦園」は、金谷で明治初期から約140年の長い歴史を紡いできた茶農家。FAO(国際連合食糧農業機関)が認定する世界農業遺産「静岡の茶草場(ちゃぐさば)農法」に取り組み、国際銘茶品評会などで多数の受賞歴を誇ります。

「茶草場農法」とは、茶草場と呼ばれる茶園の畝間(うねま)にススキやササといった野草を敷く、静岡に伝わる伝統農法のこと。野草は堆肥になり、お茶の味や香りを良くし、さらに土質の改善や雑草の繁茂を抑制する効果もあります。また野草を刈ることで、多様な生物が生息しやすい自然環境づくりにも繋がります。この循環型農法が世界的に評価され、2013年に世界農業遺産に認定されました。

手作業で草を刈り、せまい畝間に地道に草を敷き詰めていくのは骨の折れる作業。しかし、この「茶草場農法」によって茶の木が丈夫に育ち、天候の影響が最小限に留められ、安定したお茶の質や量の保持につながると言います。

さらに、お茶刈りの一週間前には、茶葉の上に遮光ネットをかけます。こうすることで、アミノ酸(旨味成分)が光合成によってカテキン(苦味成分)に変化するのを抑制し、旨味をたっぷりと含んだ茶葉に仕上がるそう。この被覆(ひふく)栽培を行う茶農家は静岡でも数少ないんだとか。写真右のように、被覆(ひふく)栽培を行った茶葉は美しい濃緑に色付きます。(写真左の茶葉は被覆をしていないため黄緑色)

「カネトウ三浦園」が手間暇を惜しまず作り上げた至高の一杯が『霧暁(むぎょう)の一茶 光彩』(1,080円/50g)。「日本茶AWARD2016うまいお茶部門」でプラチナ賞、「第3回静岡県総合茶園地共進会」で農林水産大臣賞を受賞した、同園を代表する高級茶です。鮮烈な水色と爽やかな香りが感じさせるのは“朝の陽光”、とろりと甘い口当たりは一日の終わりに安らぎをくれる“夜の灯り”。この2つの光をテーマに作られたお茶は、すっと体に染み渡り、もう一口と尾を引く旨味が魅力です。

和紅茶でも数々の受賞歴をもつ同園。和紅茶の生産をスタートしたのは、現代表を務める三浦克暢(よしのぶ)さんの代からだそう。10年ほど前に、県が運営する近くの茶工場に、高性能の紅茶の機械が入ったことがきっかけで紅茶づくりにチャレンジ。イベント等で緑茶のほかにバリエーションがあることで喜ぶお客さんも多く、今では品評会でもおなじみの高級紅茶として、多くのファンがついています。

『霧暁(むぎょう)の一茶 奏紅(そうべに) 夏摘み』(648円/30g)は、夏の陽光をたっぷり浴び、優雅で華やかな香りをまとう一杯。渋みやくもりのない、スッキリとした味わいで、和洋どちらのお菓子とも相性抜群です。アッサムとダージリンの要素をもつ「べにふうき」という品種であることと、お茶会などにぎやかなひとときのパートナーとして楽しんでほしいとの思いで「奏紅」と名付けたそう。「島田の逸品 (※)」にも認定されています。

※島田らしさやおもてなしの心などを基準に選考された、島田市生まれの産品。市の魅力を日本、世界に発信するシンボル的存在として認定した、島田市が誇る逸品です。

「今後は茶摘み体験や和紅茶づくりなど、グリーンツーリズムに力をいれて、ファンを増やしたい。手間暇かけて生まれる、本当においしいお茶の魅力をもっと知ってもらえたら」と三浦さん。長きに渡って受け継がれてきた伝統と新たな挑戦が、今日の静岡の茶文化を支えています。

<お問い合わせ>
カネトウ三浦園
住所:静岡県島田市切山1591-15
TEL:0547-45-2916
WEBサイト:https://tea-miuraen.jp/
営業時間:10:00〜17:00
定休日:日曜日
※上記の住所で商品の販売は行っていません。商品は上記WEBサイトから購入できます。

島田の茶商「高森商店」希少品種の生産地・湯日(ゆい)の魅力を全国へ!

大井川流域の右岸に位置する島田市の湯日地区。恵まれた土壌と豊富な日照量で育つ茶葉は葉肉が厚く、味に深みをもつ深蒸し茶に適した茶葉が生育します。

その湯日地区のお茶のPRに力をいれているのが「高森商店」。島田市本通に店舗兼工場を構える、創業70余年の茶商です。7つの契約農家と提携し、お茶の小売店やスーパーなど、50店舗以上に「深蒸し茶」をメインとしたお茶製品を卸しています。

看板商品の一つ『つゆひかり』(1,080円/100g)は、「島田の逸品」にも選ばれた深蒸し煎茶。「つゆひかり」は、一番茶(新茶)の中でも、新芽が出てから最も早い時期に一日だけ摘採されるもので、市場でもあまり出回っていない希少な品種です。実際、静岡県で栽培されているお茶の9割は「やぶきた」と呼ばれる品種で、「つゆひかり」の生産量はごくわずか。栽培環境に恵まれた湯日地区をメインに生産されています。

同店の『つゆひかり』はシングルオリジン(単一農園・単一品種)だからこその安定した味わいで、新緑を思わせるような独特の爽やかな香りは初摘みならでは。旨味と甘みがしっかり感じられる品のある一杯です。

「つゆひかり」は元々渋みが控えめな品種ですが、「高森商店」の伝統の「火入れ」(乾燥・焙煎)で丁寧に仕上げることで、味に広がりやコクを出しています。この「火入れ」の工程は、お茶の香りや味わいを左右する茶商の腕の見せ所。お茶は毎年の気候によって味に微妙な差が生じるため、安定した品質で提供するのは至難の業ですが、70年の歴史を積み上げてきた「高森商店」だからこそなせる繊細な仕事です。

代々高森家一族で歴史を紡いできた「高森商店」。同店の常務取締役で営業のトップでもある高森茂幸さんは、「身内だけの考えや古い概念に縛られず、常に“新しい風”を取り入れることを大切にしています」と語ります。

10月8日~10日に開催された「島田大祭」の際には、「より多くの人に島田のお茶や高森商店のお茶を知ってもらいたい」という思いから、水出し煎茶ティーバッグと「島田市緑茶化計画」の缶バッジ入りの「お茶ガチャ」をJR島田駅に設置。新たな取り組みとして注目され、地元メディアの「静岡新聞」にも取り上げられました。今冬からは同店のSNSアカウントを開設し、「湯日の魅力を全国に広めたい」と力を込めます。

人脈が広いことで知られる高森さんは、なるべく他業界の人との交流を持つことを大切にしているそう。「いろんな人と交わることで、あっと驚くコラボが生まれたり、その人の一番の相談役になることで高森商店のお得意様になってもらえる。先代が守ってきたよいものを未来に残していくために、これからも手広くいろんなことにチャレンジしていきたいです。また、お客さんはもちろん、農家さんや従業員など、関わる全ての人を大切にするというのも、高森商店が大事にしていることです」。

取材中、従業員同士や立ち寄ったお客さんとの会話の中で、笑顔が絶えなかった「高森商店」の皆さん。このあたたかな会社の雰囲気も、人気の理由かもしれません。

<お問い合わせ>
高森商店
住所:静岡県島田市本通6丁目6046-6
TEL:0120-880-139
WEBサイト:http://www.fukamushi.jp
営業時間:8:00〜17:00
定休日:日曜日
※商品は「高森商店」、またはオンラインショップでも購入できます。

川根の茶農家兼茶商「やませき農園」「山関園製茶」緑茶観光や茶処で川根茶の魅力を堪能♪

大井川上流に位置し、古くから良質な茶産地として知られる川根地区。大井川の川霧と山間の寒暖差によって、十分に養分を蓄えた茶葉で淹れるお茶は、滋味と甘みのバランスが絶妙な味わいです。澄んだ緑の水色と、喉の奥でふわっと広がる深い香りは、山のお茶ならでは。

1970年、家族で経営する川根の小さな商店からはじまった「山関園製茶」。業界全体の少子化が進み、後継者不足も問題となっている中、安定したお茶の質と量の確保のために事業を拡大させ、5年ほど前に茶農家「やませき農園」を設立しました。

「茶畑を持つことで、“緑茶観光”の場を提供できることの意義が大きい」と語るのは、「やませき農園」の代表取締役・山下真臣さん。同園は「島田市緑茶化計画」の一環である「島田の緑茶観光(※)」の参加店で、茶摘みとおいしい緑茶の淹れ方を学び、緑茶を一服する観光プラン(1,000円/人)を提供しています。

※大井川流域で、島田ならではのさまざまな体験と共に緑茶を楽しめる観光体験プログラムのこと。第1弾・第2弾で各6種類、合計12種類のプログラムが展開されています。

「200〜300本の茶葉を摘んで出来上がるお茶は、実はたったの5gほど。おいしいお茶が手元に届くまでの工程を知って、普段何気なく飲んでいるお茶の奥深さや個性の違いを感じてもらいたい」と山下さん。地元の小学生を招待し、緑茶観光と同様の体験を楽しんでもらうなど、お茶学習にも携わっています。

元は東京でアパレルの仕事をしていたという山下さんの心の片隅には、いつも“川根のお茶”の存在があったと言います。「お茶と触れ合う体験を通して、子どもたちに川根茶をもっと好きになってもらって、地元を誇りに思ってほしい。いつかお茶づくりがしたいという子も出てきたらうれしいですね」と次世代への思いも語ってくださいました。

「緑茶観光」と合わせて立ち寄ってほしいのが、製茶工場のすぐそばにある川根茶の専門店「いっぷく茶処やませき」。お茶の直売やカフェメニューの提供を行なっています。煎茶を注文するとおいしいお茶の淹れ方を教えてもらえるので、ぜひトライしてみて。

小腹が空いたときは、SLを模したかわいらしいクッキーが乗った『SLソフトクリーム』(400円)がおすすめ!クッキーは隣接する「café TRUNK」の手作りです。ソフトクリームは3種のフレーバーがあり、『煎茶ふり』はクリームの上に煎茶パウダーをたっぷりかけた一品。煎茶の濃厚な風味がダイレクトに感じられます。

ソフトクリームのお供にいただいた取材日のおもてなし茶は、『秋のお茶』(756円/100g ※12月(年内)までの限定販売)。春に摘み取ったお茶を低温貯蔵でじっくり寝かせ、強めの火入れで火香をつけたことで、秋らしい香り豊かな一杯に仕上がっています。同店では、春はお茶にほのかに桜の香りをまとわせたり、夏は後味をスッキリさせたりと、季節ごとに火入れやブレンドを工夫した商品づくりを行っているそう。

定番商品のおすすめは、川根品評会で一等を受賞した逸品『川根の香』(1,080円/100g)。火入れは弱めにし、茶葉本来の味わいや香りを引き出した深蒸し茶です。優しくまろやかな深みのある味わいで、ごはんのお供でも料理を引き立てる一杯です。

「山関園製茶」がお茶を作る工程の中で取り扱う茶葉の品種は100種を超え、そこから多いもので10種の茶葉をブレンドすることもあるそう。この「ブレンド(合組み)」の工程は、「蒸し」や「火入れ」と並んで、茶師の技が光る部分であり、その店の個性が出る工程でもあります。品質を安定させるため、そして一部の農家の収穫量や味が天候等に左右されても、他の農家で補い、安定した供給につなげるためにも重要な工程なんだそう。

「お茶は“味・香り・茶葉の色や形・水の色”など、全てのバランスが大切で、だからこそブレンドの工程は繊細な仕事です」とお茶づくりの奥深さを語る山下さん。お茶の生産から製茶、お茶を使ったカフェメニューづくりなど、お茶の魅力を追求しつづけるプロフェッショナルな姿勢が、川根茶のブランドの価値を守っています。

「お茶を通して川根を知って、川根に遊びに来てもらえたらそれが一番うれしいですね」と最後に地元愛も垣間見せてくださいました。静岡に観光に来た際は、ぜひ川根まで足を伸ばして、川根茶の魅力を堪能してみては?

<お問い合わせ>
「やませき農園」「山関園製茶」「いっぷく茶処やませき」
住所:静岡県島田市川根町身成3533
TEL:0547-53-2406
WEBサイト:https://yamasekien.co.jp/
営業時間:8:30〜17:00
定休日:不定休
※商品は上記店舗、またはWEBサイトからも購入できます。

「島田市緑茶化計画」オリジナル緑茶ブランド「Green Ci-Tea」

「島田市緑茶化計画」の一環として開発したオリジナル緑茶ブランド「Green Ci-Tea」。茶葉の「蒸し」と「火香」の違いに着目するとともに、気分や日常のシーンに合わせた多種多様なお茶を展開しています。全7種あり、単品での購入はもちろん、ギフトセットの販売も!かわいらしいパッケージで、お土産にも喜ばれること間違いなしです♪

島田市緑茶化計画の緑茶「Green-Ci-Tea」のオンラインストアはこちら
Enjoy!大井川

島田市のお茶はふるさと納税からも購入可能
島田市ふるさと納税特設サイト

お茶請けには島田の和菓子を
あんこ好きのための「どら焼き特集」人気店のこだわりや島田市ならではの商品を紹介

金谷茶まつり開催!!

地球上でもっとも緑茶を愛するまち・島田市にある銘茶の産地「金谷」で新茶の季節の到来を告げる「金谷茶まつり」が令和5年4月8日、9日に開催されます。

約1,000人の茶娘が列をなして踊る姿は圧巻!
お茶の産地ならではの「祭り」をぜひ見にいらしてください♪

➡金谷茶まつりの詳細はこちら

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