あんこ好きのための「どら焼き特集」人気店のこだわりや島田市ならではの商品を紹介

あんこ好きのための「どら焼き特集」人気店のこだわりや島田市ならではの商品を紹介

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江戸時代、旧東海道の宿場町として賑わいをみせた「島田宿」。旅人たちの滞在中のお菓子として、また茶処ならではのお茶菓子として、現代に至るまで和菓子が広く親しまれ、和菓子店が多く建ち並びました。特に「黒大奴」や「小饅頭」が有名ですが、どら焼きも負けてはいません!今回は島田市に訪れたらぜひ味わいたい“こだわりのどら焼き”を紹介します。

旧東海道の宿場町「島田宿」と和菓子

徒歩や馬での移動が主流だった江戸時代、多くの旅人が行き交い発達していた町を「宿場町」と呼びます。かつての島田市は大井川によって川留めされたことから、「島田宿」という名で宿場町として栄え、旅人だけでなく俳人や書家たちも長く滞在していたと言い伝えられています。そしてその当時、滞在中のお菓子や旅人をもてなす茶処のお茶菓子として、島田市では和菓子が広く親しまれていました。
その名残は現代にも残り、今もなお島田市には多くの和菓子店が建ち並びます。その数なんと20以上!
せっかく島田市を訪れるなら、和菓子と一緒に「句碑(歌碑)巡り」も楽しむのがおすすめです。島田市内には、島田を旅した歌人や島田出身の歌人が残した句碑が約30カ所ほどあるのを知っていますか?特に、最も多く歌を残したのが有名な歌人「松尾芭蕉」で、濁流の大井川を見て天候の回復を願う句や、住民のもてなしに感謝する句が句碑として9つも残されています。句碑と和菓子の店を分かりやすくまとめた「しまだ和菓子まっぷ」や、島田市内の和菓子店を紹介する「しまだ和菓子記」を片手に、ぜひ足を運んでみてください。

毎年11月には、市内約10店舗の和菓子が川越し街道に集まる「和菓子バル」も開催しています。2022年の開催日は11月3日(木・祝)。各店の自慢の和菓子が集結するのはもちろんのこと、この日限定で「島田まんじゅう物語」も販売されます。クイズラリーや「島田市博物館」の無料開放、お茶会など、和菓子以外のお楽しみ企画も盛りだくさん!こちらもぜひ併せてチェックしてください。

島田といえば小饅頭ですが、どら焼きも負けていません!

島田の名物といえば、島田宿に立ち寄った旅人から生まれた「小饅頭」。島田宿で菓子屋を営んでいた「清水屋五代目伝左衛門」が、滞在していた旅人から甘酒を使った饅頭づくりを教わったのが始まりと言われています。しかしながら、島田の和菓子は「小饅頭」だけはありません!今、島田市内で「どら焼き」が注目されつつあります。
島田市内には現在20軒以上の和菓子店があり、それぞれのお店で特徴やこだわりを持った多彩などら焼きを販売しています。中には、静岡県産の「川根茶」を使ったご当地どら焼きや、生クリームを組み合わせた和洋折衷などら焼きなどもあり、老若男女問わず楽しめる個性派どら焼きがそろいます。その中から、特におすすめしたい4店舗の「島田市内で話題のどら焼き」を紹介します。
(記事内の金額は全て税込価格です。)

菓子処叶家(かしどころかなや)

人気の『お茶羊羹』をはじめ、和菓子から洋菓子まで幅広く取り扱う「菓子処叶家(かしどころかなや)」。選び抜いた材料を用いて、職人の手で一つひとつ丁寧に仕上げた繊細な和菓子が自慢です。同店のどら焼きは、4種類とバラエティ豊かなのが魅力。定番の『小倉餡』(178円)のほか、バターを組み合わせた『バタどら』(200円)や「川根茶」を練り込んだ『茶どら』(189円)など、世代を超えて愛される創作どら焼きがそろいます。

『小倉餡』は、北海道産小豆を使用した自家製の粒あんを、しっとりとした皮で挟んだ定番品。製餡の過程で「渋きり」を控えめにしたり、皮を軽めに仕上げたり、随所に小豆の風味を生かす工夫をしているのがこだわりです。同店が目指すどら焼きは、“日常に溶け込むどら焼き”。家に帰ったときにあるとうれしい気持ちになったり、家族で食卓を囲みながら味わうだけでほっと心が落ち着いたりする懐かしい味わいも、長年愛される秘密です。

「※島田市緑茶化計画」にも積極的で、皮やあんこに静岡県産「川根茶」をふんだんに使った『茶どら』(189円)も販売しています。「すっきりとした甘さの白あんと緑茶の香りは相性が良く、おいしい“緑茶餡”を使った和菓子を何か提供できないか」との思いで誕生した一品。口あたり滑らかなあんこが、緑茶の上品な香りを引き立てます。ハチミツの風味が感じられる皮との甘いハーモニーを、口の中で心ゆくまで楽しんで。

島田市緑茶化計画(http://shimadagreenci-tea.jp/)とは…島田市産の茶葉を使った商品や、イメージカラー「緑茶グリーン」を使いながら、市外に向けて島田市の緑茶の魅力を発信する取り組みのこと。

店舗情報
店舗名:菓子処叶家
住所:静岡県島田市金谷東1-1045-3
電話番号:0547-45-2839
営業時間:9:00~18:00(日曜日は~17:00)
定休日:水曜日
WEBサイト:http://chayoukan.com/?mode=f6

龍月堂(りゅうげつどう)

明治時代創業の老舗和菓子店「龍月堂(りゅうげつどう)」。市民に愛される、この町で欠かせない和菓子店です。そんな「龍月堂」の看板商品は、店名の“龍”という言葉から名付けたどら焼き『どらごん』(170円)。熟練の職人が一枚ずつ手焼きした皮を使用した、こだわりの逸品です。国産ハチミツと卵黄を多めに使用したリッチな配合で作る皮は、キメがこまやかでしっかりとした食感に仕上がっています。『どらごん』のためだけに作られる専用のあんこには、風味豊かな北海道産の特上級小豆を使用するなど、材料にもこだわりが。小豆のしっかりとした粒感も楽しく、一度食べると虜(とりこ)になる人も多い一品です。

島田市おび通りで毎月開催される「元気市」や夏祭りなど、地元のイベントではイベント限定のどら焼きの実演販売もしています。いつも行列ができるほどの人気ぶりで、市民からどれだけ愛されているかが分かりますね。職人の技が光る出来たてのおいしいどら焼きもぜひご賞味ください。

店舗情報
店舗名:龍月堂
住所:静岡県島田市本通り6-7847
電話番号:0547-37-3297
営業時間:8:00~18:30
定休日:火曜日(祝祭日の場合は営業し代休あり)
WEBサイト:https://ryugetsudo-blog.com/

手焼きどらやき こころ 清水や

2021年10月8日にオープンしたばかりの「手焼きどらやき こころ 清水や」は、和菓子職人の道30余年の店主が営む手焼きどら焼きの専門店です。「一番おいしいものを、出来たての一番良い状態で味わってほしい」との思いで、一枚ずつ手焼きにこだわって作っています。

同店の皮は、特に焼き方にこだわりが。機械製造では見極められないような微妙な火加減やひっくり返すタイミングを、焼き色や生地の状態を見ながら丁寧に行っているそう。数種類の甘味料をブレンドし、さらに醤油を隠し味に使うのがポイント。甘さは控えめながらも深みがあって、もう一つと思わず手が伸びるおいしさです。
シンプルな『つぶあん』(150円)や『こしあん』(160円)のほか、『あん生クリーム』(200円)や『あんバター』(180円)などもラインアップ。秋には栗の渋皮煮が入ったどら焼き、バレンタインにはハート型のどら焼きなど、季節限定商品も登場します。また、自慢の皮だけを100円で販売しています。そのまま食べるのはもちろん、アイスやジャムなどを組み合わせて好みの味にアレンジしてみてはいかがでしょうか?

店舗情報
店舗名:手焼きどらやき こころ 清水や
住所:静岡県島田市宮川町2482-11
電話番号:0547-39-3310
営業時間:12:00~18:00 ※売り切れ次第終了
定休日:火・水曜日
Instagram:https://www.instagram.com/dorayaki_kokoro/

おほつ庵

島田市の静かな住宅街の中に佇む和菓子店「おほつ庵」。看板商品『生クリーム大福』を始めとし、数々の和洋折衷スイーツを販売しています。どら焼きは『しまだ焼』(194円)、『キャラメル生クリームどら焼』(216円)、『生クリームどら焼』(216円)の3種類。生地には沖縄県産の黒糖を使用し、コクのある味わいと茶色く色づき真ん丸とした見た目が特徴的です。

お客さんの要望で生まれたという『キャラメル生クリームどら焼』は、あんこが入っていない洋風どら焼き。ふんわりやわらかな黒糖の皮に、北海道純生クリームと自家製キャラメルソースをたっぷり挟んでいます。キャラメルや生地との味のバランスを考えて、生クリームは甘さ控えめで軽めの味わいに仕上げているのもポイント。あんこ派は、北海道産の新豆で作る特製の粒あんを生クリームと挟んだ『生クリームどら焼』をぜひ味わってみて。

店舗情報
店舗名:おほつ庵
住所:静岡県島田市中溝町2428-1
電話番号:0547-37-5448
営業時間:8:15~18:00ごろ
定休日:水曜日(祝日は営業)
WEBサイト:http://www.otsuan.com/

今回紹介した店舗のマップです

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