金谷・川根の人気ラーメン特集!行列が出来る人気店の秘密とは?ラーメンのお供にも注目♪

金谷・川根の人気ラーメン特集!行列が出来る人気店の秘密とは?ラーメンのお供にも注目♪

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「島田の人気ラーメン特集」に続き、金谷・川根の人気店もピックアップ!数々の受賞歴を誇るラーメン専門店と、メディアでも注目の老舗たいやきやのこだわりラーメンを紹介します♪

目次

1.ラーメン好きは必食!県内トップクラスの知名度を誇る「めん奏心(そうしん)」

2.たいやき屋の中華そばがおいしいとウワサ!?「たいやきや」

「島田の人気ラーメン特集」はこちら

ラーメン好きは必食!県内トップクラスの知名度を誇る「めん奏心(そうしん)」

静岡界隈のラーメン好きで知らない人はいない、名店中の名店「めん奏心」。「食べログ ラーメンEAST百名店」に2017年〜2021年まで連続でランクインし、過去には「静岡ラーメンオブザイヤー」第1位も獲得した、数々の受賞歴を誇る人気店です。場所は新東名の島田金谷ICから車で5分とアクセス良好。土日はオープンの9:00前から2、30人が行列を成す盛況ぶりです。

店主の鈴木さんは、ファンから「ラオタ(ラーメンオタク)」や「ラーメンの科学者」と呼ばれるほど、ラーメンに対する情熱が深い、根っからの研究家。40代で脱サラし、未経験の飲食業界へ飛び込んだそうです。「定年後の人生を考えたときに、何か自分のやりたいことにチャレンジしたいと思った」 という鈴木さん。元々ラーメンが好きだったのと、奥さんの後押しもあり、“やるなら若くて体力のある今だ”と決心し、開業に至りました。

全くの知識0からラーメン屋をオープンするにあたって、鈴木さんは製麺機の会社が運営する麺の専門学校で、科学的においしくラーメンを作る方法を座学や実習を通して学んだそう。その経験を経て、ラーメンを茹でたり、出汁を取ったりする際のお湯の温度や茹でる分数など、細かいところまでレシピを数値化。感覚ではなくきちんと理論を理解して、“素材のうま味を生かしたラーメンを作ること”にこだわっています。

「めん奏心」のラーメンのおいしさの秘密は、地産地消、化学調味料不使用、自家製麺であること。スープと麺、トッピングそれぞれに自信があり、個々のおいしさをまずは味わってほしいとの思いから、トッピングは別皿で提供しています。

初めて来店する人におすすめなのは『鶏そばClassic』(1,050円)。水と鶏だけで出汁をとり、9時間かけて鶏のうま味を抽出した一品です。オリジナルのしょうゆタレを合わせ、コク深く、深みのある味わいに仕上げたスープは、お客さんの「うまいっ!」の声があちこちから聞こえてくるとか。あえて火入れしていないしょうゆを加えることで、しょうゆの生きた風味が楽しめるよう計算されています。

風味豊かでのどごしのよい麺も店主自慢の逸品。パン用の国産小麦を使用し、噛めば噛むほど小麦の香りや自然な甘みが口いっぱいに広がります。スープとの絡みも抜群で、このシンプルな構図からくる麺とスープの一体感がたまりません。チャーシューは低温調理でしっとり仕上げた鶏むね肉と肩ロース。水菜と卵も島田で採れるものを使用するこだわりぶりです。

『煮干そば』(1,050円)は、煮干しの上品な苦みを生かした大人の味わい。シーズンによって最良の煮干しを取り寄せ、煮干しがダイレクトに感じられるようシンプルに仕上げています。チャーシューは『丸鶏中華そば』とは違い、豚バラ肉を使用。ホロっと歯が入るほどやわらかく煮込まれ、うま味の詰まった赤身とトロンと甘い脂身のバランスが◎。スープとチャーシューの相性を考え、肉の種類をあえて変えているそう。

このほか、カツオベースのラーメンが定番メニューとしてそろい、秋には焼きサンマ、冬にはあん肝、春(12月〜5月ごろ)にかけては静岡県産のフルーツトマトを使った期間限定メニューも登場。期間限定メニューでは、味玉をトリュフオイルで香り付けしたり、ゴルゴンゾーラチーズ風味のチャーシューを作ったりと、さまざまなアレンジにも挑戦し、食のジャンルを超えた究極の一杯を提供しています。

サイドメニューも、『ピリ辛ソースのレアチャーシュー丼』(300円)や『柚子レモンの汐ダレ焼豚丼』(300円)など、魅力的な一品ばかり!ぜひラーメンのお供にチョイスしてみて。

静岡一の知名度を誇る今でも、「基本を磨くことを止めず、常に丁寧な仕事をしていきたい」という鈴木さん。日々レシピを微調整して、さらなる美味を追求しています。店内は、14席が厨房をコの字で囲むつくりになっていて、待ち時間も繊細なラーメンづくりを目でも楽しめるようになっています。ぜひ店主の情熱と上質な素材が“奏”でる“心”のこもった一杯を、五感で味わってみては。

店舗情報
店舗名:めん奏心
住所:静岡県島田市金谷栄町3538
電話番号:0547-46-0160
営業時間:9:00〜14:00
定休日:火・水曜日
公式Twitter:@butakuma5963
ブログ:https://blog.goo.ne.jp/mensousin

たいやき屋の中華そばがおいしいとウワサ!?「たいやきや」

次にご紹介するのは、たいやきやさんが提供する!?昔ながらの中華そば。島田市川根町にある「たいやきや」は、創業60余年の元祖抹茶たいやきの老舗。あの志村けんさんも来店したという、メディアでも話題のお店です。

実はラーメン以外にも、看板メニュー『特製やきそば』(600円)や静岡おでん(各100円)など、あれもこれもと食べたくなるグルメがそろう同店。元々はたいやきだけの提供だったところ、お昼どきにお腹を空かせたお客さんが多く来店し、たいやき以外のメニューも作るようになったそう。8割ほどのお客さんがラーメンとおでん、合わせてデザートにたいやきを注文していくとか。同店ならではの異色の組み合わせが、地元の人はもちろん、県外の人をもとりこにしています。

店主は割烹料理店の元板前。元々本業の傍ら両親の店の手伝いをしていて、15年ほど前に正式に2代目として就任。還暦を迎えた今でも、元気に店頭に立っておられます。「シンプルが一番。“やっぱりラーメンと言えばこれでしょ”という昔ながらの醤油ラーメンが自慢です」と誇らしげに語る店主。大のラーメン好きで、小さい頃から人気漫画「おそ松くん」に出てくる「ラーメン大好き小池さん」を見て育ったとか。お父様が提供していた白湯系のラーメンに改良を加えて、シンプルで老若男女に愛されるラーメンづくりに励んでいます。現在は店主の息子さんが週末手伝いに訪れ、「たいやきや」伝統の味を受け継ぐべく奮闘しているそう。

地元の精肉店から取り寄せる鶏の筋のみで、6〜7時間低温でじっくり出汁をとったスープは、雑味のないスッキリとした味わい。麺は喉越しの良さを追求し、業者と何度も試行錯誤の末、特注のストレート麺を作ったそう。醤油ベースのあっさりとした味わいのラーメンは、何度食べても飽きないおいしさ!一口、もう一口とレンゲをすくう手が止まらなくなります。ほとんどの人がスープを飲み干して帰ることからも、そのおいしさが伝わってきます。ごま油が香る自家製メンマはほどよい歯応えで、これをおつまみにしたいと絶賛するお客さんも多いとか。シンプルでまとまりのある一杯に仕上がっています。

期間限定(※)で登場する『冷やしラーメン』(680円)もファンの多い一品。一般的な冷やし中華とは異なり、麺がつかるほどたっぷりのスープを使い、味わいやすいように酸味を抑えているのが特徴です。夏場に島田を訪れたら、ぜひこちらも試してみて。

※2022年は4月〜10月までの提供

ラーメンのお供は「静岡おでん」というのが“たいやきや流”。静岡ならではの真っ黒いつゆは、継ぎ足し継ぎ足しでうま味が凝縮しています。串刺しスタイルのおでんは、どれも一本100円という手ごろさ!店主イチオシの「くろはんぺん」はマストで味わってみて。静岡おでんならではのだし粉をかけるのを忘れずに。

ラーメン以外はテイクアウトできるので、ぜひ食後はたいやき、夜ご飯には『特製やきそば』を持ち帰って。たっぷりの北海道産小豆を川根茶入りの皮で包んだたいやきは、優しい昔ながらの味わいで絶品!お茶の香りとほのかな渋み、あんのやさしい甘さが絶妙にマッチして、思わずもう一個食べたくなるはず。

『特製やきそば』は、店主が「食べたらびっくりすると思います!」と太鼓判を押す名物料理。地元の常連さんを中心に、一週間で300食ほどを売り上げる、たいやきに並ぶ人気メニューです。小エビやにんにくのうま味が利いたボリュームたっぷりの一品で、一口目からインパクト大!せっかく島田を訪れたなら、ラーメンだけとは言わず、ぜひここでしか味わえないグルメ&スイーツを満喫してみては。

店舗情報
店舗名:たいやきや
住所:静岡県島田市川根町家山668−3
電話番号:0547-53-2275
営業時間:11:30〜14:00
定休日:水・木曜日
WEBサイト:https://www.k1foods.net/taiyakiya.html

今回紹介した店舗のマップです

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