当初は”ジャンボ”じゃなかった!?「大代のジャンボ干支」の詳細情報をお届けします
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毎年多くの人が年賀状などの写真撮影に訪れる島田市大代のジャンボ干支。今回はそのジャンボ干支への行き方や制作者へのインタビュー内容をまとめました。
目次
ジャンボ干支までの道のり
今年の公開は2024年の12月8日(日)
大代のジャンボ干支とは
いつからジャンボ干支を作っていますか?
ジャンボ干支を1体作るのにどれぐらいの期間がかかりますか?
ジャンボ干支を作ったきっかけを教えてください。
何人でジャンボ干支を作っていますか。
どうやって作っていますか。
一番気に入っている作品を教えてください。
今年の公開はいつを予定していますか。
ジャンボ干支までの道のり
公共交通+徒歩の場合
公共交通をつかって行かれる方は、JR金谷駅で下車後、大井川鐵道金谷駅にて乗り換えをします。
その後、合格駅で下車後、正面にある静岡県道81号をそのまま真っすぐ4.8キロほど歩くとジャンボ干支につきます。
また、金谷駅発のコミュニティバス(大代線)に乗車し、「岡穂平公民館」を下車、南東方面に静岡県道81号線を進む(徒歩1分程)と到着します。
車の場合
車で来られる方は、新東名島田金谷ICで降りた後、国道473号線を合格駅方面(南)に進みます。
その後右折〈焼津森線(81号)〉し、そのまま真っすぐ4.8キロほど走るとジャンボ干支につきます。
国道1号島田金谷バイパス大代ICで降りた場合は、国道473号線を川根方面(北)へ進み、左折〈焼津森線(81号)〉し、先程と同じルートで4.8キロ真っすぐ進むとつきます。
途中、看板も出ているので看板に従って進んでください。
今年の公開予定は2024年12月8日(日)
11月17日に取材に伺った際は竹で組まれた骨組みを、藁で覆っている状況でした。来年の干支「巳」のシルエットが見えてきました。完成が楽しみです!
最新の制作状況をジャンボ干支製作会場からライブ配信中!
※公開後に写真を撮影してきましたので、完成後の写真を追加掲載します。
今年の「巳」の大きさは幅8.5m、高さ4.5m、オス全長23m(鼻先から尻尾の先端まで)、メス全長17mとのこと。
夜は16:00~21:00までライトアップされており、12月8日~2月末まで展示を見ることができます。
大代のジャンボ干支とは
毎年島田市の大代地区で作成されている、干支をモチーフにしたオブジェです。年賀状など新年のあいさつに使用する写真撮影のために例年7万人ほどが訪れている、島田市の年末年始の人気スポットです。
今回はジャンボ干支を製作する「王子田会」の神谷さんにお話を伺いました。
いつからジャンボ干支を作っていますか?
——— 平成7年(1995年)から作り始めました。初めは干支の動物原寸大で作っており、ネズミは小さすぎるので平成8年(1996年)のねずみ年は作るのをお休みにしていました。大きく作るようにしたのは3年後の平成11年(1999年)からです。
ジャンボ干支1体作るのにどれぐらいの期間がかかりますか?
——— 今年は11月3日から作っています。平日は働いているので土日に制作をしています。完成まで約1か月かかります。
ジャンボ干支を作ったきっかけを教えてください。
——— 静岡県が交通事故件数ワースト1位だったことから、交通事故撲滅運動として始めました。作った作品の横に交通安全を掲げた看板を掲示していました。
何人でジャンボ干支を作っていますか。
——— 15人で作っています。常時出ているのは10人くらいです。
どうやって作っていますか
——— 作り始めるときは竹や藁を集めるところから始まります。間伐材をたてて竹と藁を使って作っています。できるだけ自然の物を使っています。
デザインはネットで探したイラストなどを参考にしてアレンジをしながら、独自のデザインで制作しています。
一番気に入っている作品を教えてください
——— 去年の「辰」ですね。干支の中で唯一実在しない生き物なので、自由にアレンジもできました。観に来られた方からも、「今年は大きくて迫力があった」と大変評判が良かったです。
今年の公開はいつ予定していますか
——— 今年のお披露目は12月8日(日)を予定しています。
作り始めた当初(平成7年頃)はお正月に間に合えばいいと思っていましたが、年賀状に間に合うように早く作ってほしいという声があったため、近年は12月の一週目の日曜日に完成を目指して作っています。今年は12月1日が日曜日であるため、一週間延ばしています。
完成まで頑張ります!
まとめ
ジャンボ干支について詳しいお話を聞くことができ、ますます完成が楽しみになりました。
王子田会さんたちのチームワークの良さが伝わってくる取材でした。
ジャンボ干支がお披露目されている期間は12月8日~2月いっぱいとのこと。
期間中はジャンボ干支のすぐ側で地元の農産物などが販売される予定ですので、こちらもぜひご覧になってください。
記事作成者:島田市地域おこし協力隊 中澤 緑