温故知新、大井川の川越し旅/前編

温故知新、大井川の川越し旅/前編

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江戸時代、東海道の旅人気分を味わってみませんか。
当時の宿場の雰囲気を伝える川越遺跡を、着物で歩くことができますよ。
おなかがすいたら、川越しして農家レストランへ。

江戸時代にタイムスリップ!
着物で川越街道をそぞろ歩きしませんか?

「宿場町の風情が残る島田は着物が似合う町。着物を着て歩くと、とっても楽しいですよ」と話してくれたのは、「しまだきものさんぽの会」代表の小澤京子さん。有志で結成されたこちらの会では、着物のレンタル&着付けを行い、誰でも気軽に着物を楽しめる体験プログラムを企画しています。
中でも人気なのが「川越街道着物DEいっぷく」です。好きな色・柄の着物を選び、スタッフの方に着付けてもらったら、江戸の町並みが復元・保存された川越街道を自由に散策できるというコース。道中では、島田のお茶と和菓子のおもてなしを受けられ、島田市博物館を見学することもできます。

レンタル着物は寄付によるもので、その数なんと300着以上。女性・男性・子供用が揃っているため、ファミリーやご夫婦、カップルでも楽しめます。また、足袋や草履も貸してくれるので、身ひとつで参加できるのも嬉しいところ。記憶に残る体験になること、間違いなしです。

しまだきものさんぽの会

住所
着付け会場/静岡県島田市河原2-16-5(島田市博物館分館)
電話番号
080-2665-7733(担当:小澤)
予約制、1名〜複数人まで可(空き状況により当日予約も可)
体験時間
9:00〜17:00の間で、着付け30分・散策時間120分
定休日
月曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場
有(島田市博物館本館・分館)
島田の緑茶観光
https://www.city.shimada.shizuoka.jp/gyosei-docs/ryokucha_kankou.html
HP等
Facebook、Instagramで「しまだきものさんぽ」と検索
料金等
1人3,500円(着物レンタル、着付け、緑茶、和菓子、島田市博物館入館料含む)

旅人気分で歩こう。
「大井川の川越し」文化を感じる遺跡。

川越遺跡は、大井川の河川敷付近から東へ約300mにわたって広がる国指定の史跡。かつて人力で大井川を越えていた江戸時代の交通史を、今に語り継ぐ貴重な街道です。
江戸時代の大井川は、幕府により架橋や渡船が禁じられ、かつ急流だったことから、東海道を旅する人にとって最大の難所でした。そこで発展したのが、川越しを手助けする「人足(にんそく)」という職業と、旅人を安全に渡らせるための制度を定めた「川越制度」です。人足たちは制度にしたがい、旅人を肩や連台に乗せて岸から岸へ運んだのでした。
川越遺跡には、川越料金を決めて川札を売った「川会所(かわかいじょ)」や、人足が川札を換金した「札場(ふだば)」、人足たちの待機所「番宿」などが現存・復元されていて、自由に見学することができます。
街の喧騒から離れ、古を感じる町並みを歩いていると、まるで江戸時代の旅人になったような感覚に。あなたもぜひ、当時の人々に思いを馳せながら歩いてみてはいかがでしょうか。

島田宿大井川川越遺跡

住所
静岡県島田市河原1
電話番号
0547-37-1000(島田市博物館)
営業時間
8:30〜17:00
定休日
駐車場
有(島田市博物館駐車場)
HP等
https://www.city.shimada.shizuoka.jp/shimahaku/kawagoshi/
入場料

人はなぜ旅をしたのか。
江戸後期の歴史をたどる博物館。

島田市博物館は川越遺跡エリアにある博物館で、東海道の本陣をイメージして建築された本館と、旧家の風情漂う分館があります。
「ここで歴史を知ってから川越遺跡を歩くと、より当時の情景を思い描けて楽しいですよ」と学芸員さんが話すとおり、本館の常設展では「旅と旅人」をメインテーマに、江戸時代後期の「大井川の川越し」や「島田宿」について、分かりやすく紹介されています。
江戸時代、旅人が大井川を越えるには、お金を払って人足(にんそく)の肩に乗るか、連台という台に乗って渡るしか手段がなく、その大変さは俳人・松尾芭蕉が句に残したほど。博物館では、そんな川越しの制度や人足たちの苦労、芭蕉と地元文化人との貴重な交流記録などを、展示を通して知ることができます。
また、大井川は雨が降るとしばしば川留め(通行止め)されたことでも有名で、足止めされた旅人たちによって栄えたのが島田宿や金谷宿です。当時の活気を感じるさまざまな展示に思いが巡ります。

島田市博物館

住所
本館:静岡県島田市河原1-5-50
分館:静岡県島田市河原2-16-5
電話番号
本館:0547-37-1000
分館:0547-34-3216
開館時間
9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日
月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
駐車場
HP等
https://www.city.shimada.shizuoka.jp/shimahaku/
観覧料
一般300円(本館・分館の共通券)
中学生以下無料

自然薯の美味しさを堪能できる、
農家レストラン。

地域伝統のサバ出汁を合わせたとろろ汁は、コクがあり、ご飯との相性抜群。シンプルなとろろ丼でいただくのはもちろんオススメですが、店主のイチオシは「金豚王カルビとろろ丼」。静岡のブランド豚とコラボレーションした逸品です。最初はカルビ丼だけでいただき、その後にとろろ汁をかけて、二度美味しさを味わってみてください。
ほかにも、うなぎの蒲焼がのった「ひつまぶしとろろ丼」や「とろろづくし御膳」といった贅沢なメニュー、「むかごの天ぷら」や「自然薯スティック」など酒の肴にも良さそうな自然薯一品料理と充実のラインアップ。自然薯をとことん味わいつくせます。

お店はのどかな里山に位置し、店内もゆったりとしたつくりに。喧騒を離れ、のんびり舌鼓を打つことができるでしょう。
また「金豚王カルビとろろ丼」は、姉妹店の茶の庭れすとらん(島田市阪本938-1)でも、食べられます。あわせてご利用ください。

自然薯農家れすとらん とろろ屋ととろ

住所
静岡県島田市金谷富士見町3172
電話番号
0547-32-9637
営業時間
昼:11:00~15:00
夜:17:00~22:00
定休日
木曜日、水曜日夜
駐車場
12台
HP
https://tororoyatotoro.com/

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