【家山　ぶらり旅】家山駅周辺を観光してきました

目次

朝日園　家山駅前のお茶屋さん【食べる/買う】
たばこや　地元の方も利用する定食屋さん【食べる】
たいやきや　「抹茶たいやき」が大ヒット！【食べる】
三浦製菓　看板商品「お茶羊羹」はお土産に最適【買う】
マルイエ醤油川根本家　お醬油とお味噌を製造【買う】
泉屋　昔ながらの手作りのお豆腐屋さん【買う】
天王山公園　桜の名所として有名【見る】
寿園cafe　本格炭火焼コーヒーが飲める家山駅前のcafe【食べる/買う】

朝日園

家山駅前のお茶屋さん　家山駅から徒歩約1分　【食べる/買う】

家山駅の目の前にあるお茶屋さん。店内に入ると、お茶を出してくれました。店内は囲炉裏があり、ゆっくりと落ち着いた雰囲気でした。

朝日園のティープランナーをされている、朝比奈さんにお話を伺いました。

———一番の人気はどのお茶ですか？

朝比奈さん：一番売れているのは「川根深蒸し茶あさぎり」です。川根温泉の給茶機でも提供しています。お値段もお手頃なのでリピーターが多いです。今年は「川根の華」が売れています。うまみのある風味が特徴です。それぞれお値段は違いますが、金額の高い安いではなく、その人の好みで選ばれているようです。

お茶だけでなく、お茶を使ったジェラートも人気とのこと。今回は、朝比奈さんがおすすめする３種類をいただきました。店内で食べることもでき、テイクアウトも可能です。

たばこや

地元の方も利用する定食屋さん　家山駅から徒歩約５分　【食べる】

地元の方にも愛されている、定食屋さんです。

たばこやの店主、諸田さんにお話を伺いました。

———一番人気のメニューを教えてください。
諸田さん：本日のランチ「旨いかつ煮定食」ですね。本日のランチのメニューは2品あり、「旨いかつ煮定食」は固定メニューで、もう一品はその日によって異なります。電車の待ち時間や近隣で働く方が休憩時間などで来てくれることが多いので、そういった方には早く提供できる「本日のランチ」をおすすめしています。

今回は、本日のランチの「旨いかつ煮定食」を注文。
玉ねぎやカツにしっかり味がしみ込んでおり、絶品でした。小鉢料理が3品もついてきたのでいろいろな味を楽むことができ、大満足でした。
お店はお昼時ということもあり、席が６割程度埋まっている状況でしたが、１０分足らずで提供されました。

———ふと気になったのですが、「たばこや」という店名の由来を教えてください。
諸田さん：現在は販売しておりませんが、戦後の開業当初はたばこを売っていたからです。
———名前の通り、そういう歴史があったんですね。

たいやきや

「抹茶たいやき」が大ヒット！静岡おでんやラーメン、焼きそばも美味しい　家山駅から徒歩約3分　【食べる】

緑の大きな提灯が目印のお店。近くに行くと、おでんの美味しそうな香りが漂ってきます。

「たいやきや」店主の南原さんにお話を伺いました。

———レトロな雰囲気がありますね。お店はいつから始めましたか？
南原さん：昭和35年からです。私の母が始めたお店で、2代目になります。
———店主一押しのメニューを教えてください。
南原さん：私の一押しは期間限定で提供している「冷やしらーめん」です。ただ、先週まで出していましたが、終了してしまいました。惜しいですね。
一番人気のテイクアウトメニューは「たいやき」です。店内での食事で人気なのは「特製やきそば」と「らーめん」ですね。「おでん」も人気があります。

よく煮込まれた「おでん」は味が染みており、柔らかくなったガツは食べやすく、いくつも食べたくなるような癖になる一品でした。
抹茶が練りこまれた「たいやき」は、抹茶の風味が豊かで、中に入っているあんこは甘さ控えめで上品さを感じました。

三浦製菓

名物の「お茶羊羹」はお土産に最適！　家山駅から徒歩約8分　【買う】

家山駅から歩いて約8分の距離にあるお店。名物の「お茶羊羹」は粉末の川根茶を練り込んだ一口サイズの羊羹です。筒状の容器に梱包された羊羹を下から押し出して食べます。

広報担当者の中村さんにお話を伺いました。

———一番人気の商品を教えてください。
中村さん：一番人気の商品はやはり「お茶羊羹」です。三浦製菓で最も歴史のある商品でもあります。当初は筒状のこの形ではなく、四角い羊羹でした。筒に変えたのは1980年で、四角い羊羹は製造の段階で、「空気に触れた環境で切る」という行程があったため、カビが発生しやすく日持ちがしませんでした。こうした衛生環境を改善するために改良した結果、筒状の容器に羊羹を直接流し込み、そのまま固めることで空気に触れることなく、日持ちもする安心安全な商品を提供できるようになりました。賞味期限が3か月（未開封）と長い為、遠方の方へのお土産としても好まれています。
———筒状の容器には、そういった理由があるんですね。お茶羊羹以外にもたくさんの種類のお菓子がありますね。
中村さん：最近は「急須もなか」も人気です。一口サイズの最中の中に餡が入っている商品です。味は「川根の塩（白あんに川根温泉の塩が練り込まれています）」「お茶餡」「小倉餡」の3種類です。

———一口サイズで食べやすいですね！
中村さん：以前は「急須もなか」よりもおおきいサイズの最中「深山のおもてなし」という同じ形の商品がありましたが、時代の流れで現在は一口サイズの手軽に食べられる大きさの商品になりました。急須の形は社長が実際の急須を紙粘土で作り、それを型にして最中を作りました。

店内に掲示された「お灸だんご」のPOPを発見。「やわらか」「もっちり」というフレーズに惹かれ購入することにしました。

「お灸だんご」は三浦製菓の店舗の近くにあるお寺「三光寺」のご祈祷がされたお札つきのお団子です。ヨモギ餅に餡が包まれており、外側はきな粉がかかっています。優しい甘さで柔らかく、一口サイズなので食べやすいです。

〇有名スケート選手やマラソンランナーも来ると噂の三光寺の足地蔵

「足地蔵」は腰から下のあらゆる病気にご利益があるとされる、日本で唯一の足の形をしたお地蔵様です。全国各地から、「スケート」や、「マラソン」等、足を主に使うスポーツをしている方が大会前など足に自信をつけるために足地蔵へお参りに来るそうです。お参りの際には、ぜひ三浦製菓で「お灸だんご」を購入してみてはいかがでしょうか。

マルイエ醬油川根本家

お醤油とお味噌を製造　家山駅から徒歩約7分　【買う】

醤油・味噌を製造する「マルイエ醤油川根本家」さんは、和風でおしゃれな外観が特徴的です。

マルイエ醬油川根本家・蔵元の村松さんにお話を伺いました。

———お店に入った瞬間にお味噌のよい香りがしてきました。お店の奥はお醤油とお味噌の工場でしょうか？
村松さん：はい。予約制ですが、味噌と醤油を製造している蔵の見学もできます。うちは昔ながらの製法で醬油・味噌を製造しているので貴重な体験になると思います。
———歴史がありますね。いつからお店をはじめましたか？
村松さん：明治43年創業です。最初はどこの家庭も味噌を手作りしていたそうなので、麹を売っていましたが、徳兵衛酒店（マルイエ醬油の店舗付近にある酒屋）に桶をもらったことから、醤油づくりを始めました。建物は大正時代の建物です。昭和の大火災により昭和30年に醤油蔵を立て替えました。

———一番人気の商品を教えてください。
村松さん：一番人気は「手作り味噌」です。島田市の米を使って作られています。その他にも、島田の逸品に選ばれている「スプレー醤油」もおすすめです。

泉屋

昔ながらの手づくりのお豆腐屋さん。　家山駅から徒歩約13分　【買う】

風情あふれる、昔ながらのお豆腐屋さんです。

お店の店主鈴木さんにお話を伺いました。

———昔ながらのお豆腐屋さんですね。いつからお店を始めましたか。
鈴木さん：戦前からお店をやっています。戦時中は配給により材料が手に入らないこともありました。そのため、木こりをやったり、酒屋をやったりしていました。
今は豆腐の製造・豆乳の製造・油揚げの製造をしています。
これからは三角の厚揚げやがんもどきなど新しい商品も作ってみたいと思っています。

———なめらかで美味しいお豆腐ですね！
鈴木さん：豆腐は国産の大豆を使っています。

天王山公園

家山を眺望できる桜の名所　家山駅から徒歩約15分　【見る】

今回はたくさん食べたので天王山公園をウォーキングしてきました。

標高168ｍ、家山駅と野守の池の間に位置する天王山公園は、山頂まで登ると、家山地区を眺望できます。公園の入り口から頂上まで、約10分ほどで到着します。
桜の時期になると、天王山公園の山頂から家山地区のあちこちで開花する桜による美しい景色を眺めることができます。

天王山公園の芝生広場や野外ステージでは様々なイベントが行われており、夏は音楽フェス、冬はイルミネーションなどが開催されています。
天王山公園イルミネーション（天王山冬まつり）に関する情報はこちらから

地図

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川根町家山にはおいしいグルメや、景色を楽しむスポットがいくつもあります。
家山駅で下車した際には、昔ながらの雰囲気漂う街並みを歩いてみてはいかがでしょうか。

記事作成にあたり、取材にご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

記事作成者：島田市地域おこし協力隊　中澤緑